気づけば前回の記事『お母ちゃんにサブ冷凍庫買ってあげたらめっちゃ喜ばれたんで紹介する』が7,000回も観てもらえてる。なんと…ありがとうございます。
これをみて
『みんなお母さん孝行してぇんだな』
ってのがわかったのでもう1個お母ちゃんに喜ばれたアイテム紹介しときます。
でもこのアイテムも
『贈るお母さんを選ぶやつ』
なんであなたのお母さんに当てはまるかはわからんっす。
とりあえずわたしのお母ちゃんはこれを使うたびに『こら良か…良か…』って唱えてるんでお母さんによってはたぶんバチクソに喜ばれると思うっすよ。
きっかけはお母ちゃんが洗濯物干してた時のこと
実家に帰ってきた時にお母ちゃんが洗濯物干してたんすよ。
うちのお母ちゃん家事するときオリジナル曲歌うんすよ。たぶん家事の必勝ルーティンやと思うんすけどね。この日も歌ってたんす。
そこまではいつもの日常だったんすけど、ただその日は歌の節目で『どがんもこがんも…』って聞こえたんすよね。それが何回も。
時折『ほんなこつ…』も混ざってた。
何が『どがんもこがんも』なのか気になってお母ちゃんのところに行ってみると自体を一瞬で察せました。
(あっ、腰かー!)
しんどそうな表情が見えた。腰が痛いんだってすぐわかった。
床に置いた洗濯カゴから服やタオルを取り出すたびに腰を曲げてる。洗濯物がある限りエンドレス立ったり屈んだり。
家族の大量の洗濯物なら何回も腰を曲げなきゃいけない。地味にダメージが蓄積する。
一人暮らしの洗濯物なんてたかがしれてるしワンルームだったらそもそもベランダ狭いけん洗濯カゴを部屋の高台に置いてダイレクトに干せる。わたしはこんな悩みなんてなかった。
(いや…マジすまんやったで…これ…)
ただお母ちゃんも長年の主婦業で完全に麻痺してる。たぶん『そういうもの』として無意識に受け入れてる。基本ニコニコ歌ってるし。
ただ無自覚で発せられる腰の叫びが『どがんもこがんも』に乗ってわたしに聞こえてきたというカラクリ。
こんなん無視できんやないすか。
わたしはこの『どがんもこがんも』を消し去らねばと思った。
ってなわけでいつものごとく『何かないかな?』ってAmazonを巡回してた時にこんな商品に出会ったんです。
腰ラク洗濯かごフック
『これで解決すんのか?』
とおもいつつポチったのを覚えてる。
見た目からしてかなーりチープ。おもちゃみたいな感じっす。写真はだいぶ太陽に焼けてしまってるけど新品はもう少し黄色が強いっすよ。
これを最初セッテングしよる時にお母ちゃんから
『こらなんね…?またいらんとば買ってから』
って言われて一瞬『ぐぎぎ…』てなったけど一回使わせたら
『こら良かね…』
って言った。これ聞いた時はもう最高に気持ちよかったっすね。なんか『勝った(?)』って思ったっすもん。
こいつがね、見た目とは裏腹にかなり使えるんすよ。使い方説明するっす。
洗濯かごを腰高さでキープしてくれる。ただそれだけ。
使用例がこちら。
『シンプルにかごを腰高さでキープするだけ』
それ以外の機能は一切ナシっす。
使い方としては物干し竿から垂らしてカゴをひっかけるだけ。梯子のような木の棒はねじれ防止の役割となっています。
これにより今まで地べたに洗濯カゴを置いていたために腰を曲げて洗濯物を取っていたのが立ったまま洗濯物にアプローチできるように。
当然腰を曲げる必要がなくなります。
完全に『思いつきそうで思いつかなかった代表』みたいな商品です。
なぜ猿がモチーフかは謎です(本気で調べましたが日曜日を潰しただけで終わりました)
本体に洗濯カゴの取っ手をつけるんですけどね
写真のように本体が大きく反り返ってます。
紐を巻き込む形でカゴの取手をつけるので反り返ってる部分からとヒモの張力の2点から取手に力がかかります。
カゴが重ければ重いほどヒモのテンションがきつくなるのでフックアウトしにくくなります。
これが洗濯カゴをガッチリキープする仕掛けになってるんす。
重量があっても風が吹いてもカゴが抜け落ちる心配がないんすよ。
支えてるのはたかだかヒモ2本だけなんですけどプラプラならずに安定してステイします。
対荷重10kg。けっこうのせれる
正直強度を担ってるこの紐はどう見ても強そうじゃないんすよね。
ファイルを閉じる時に使うくくりヒモあるじゃないですか?
あれをちょっと太くしたような感じ。とても10Kgもちそうにないんだけどガッチリ耐えてくれます。
意外にある耐久性。のざらしで1年、まだまだいける
商品説明に
『使用しないときはなるべく本品を竿からとりはずして保管してください。』
って書いてある。
なので最初の方こそ真面目に外して保管してたみたいだけどそのうちのざらしになっていったそうな。いや、わかる。めんどい。俺でもそうしたと思う。
それでも1年くらい問題なく使ってるけん上等っす。半年でイカれるって思ってた。
今年は豪雨や猛暑とか野晒しには条件悪かったのにね。
Amazonのレビューではのざらし3年ってあったけど個人的には『そこまでもつかな?』って感じではあるっす。
全体的にチェックしたら根元は少しほつれてきてた。
ダメージはあるっす。さすがに無敵じゃないんすよ。
でも費用対効果を考えたらたとえ半年でも使い捨てで買うわってのが率直な感想。
毎回取り外して室内保管すれば確実に長持ちするだろうけど、律儀に直す手間より買い換えて使い捨てするほうが得策やと思います。
デメリット:カゴを選ぶ&長さ調整がしずらい
取手が離れてる洗濯カゴがあると思うんですけどこの手のタイプは構造上取り付けられないので注意です。左右の取手がくっつくタイプのみですね
紐の長さなんですけど長めにとってあるし、木の棒が何本もついてるので一見すると細かく長さを調整できるように見えるんですけどこいつが簡単にはできない。
基本的に長さは紐を切るか先端を結ぶかして調整するしかありません。
数cm刻みでジャストの長さに調整するのは至難の技。ここがデメリットかもしれんすね。
うちのお母ちゃんは幸いにも切らずにちょうどいいって評価してます。
というよりわたしが使っても切らずに全然使えるのでよほど神経質でない限りここは問題じゃないかもしれません。ざっくりでいい。しかも1回調整したら済む話だしね。
少なくとも地べた置きと比べたら遥かに環境は改善されますけんたいしたことではないかも
洗濯カゴ選ぶ問題は致命的ですけど最近はそんなカゴに対応した商品もあるみたいっす。ちょっと高いけどね。
600円くらいでこれだけ褒められたらそりゃ気持ちいい
1年ぶりにみたけどガッツリ使っててくれて嬉しかった。『どがんね』って指さしたら『やっちゃ良か』て言われた。マジ買って良かったっすね。
今では『どがんもこがんも』も無く流れるようにフルコーラス歌ってます。
パッケージには『妊婦や高齢の方にも』って書いてあって『なるほどな』って思った。確かにどちらも腰屈めないよなぁ…っていうかそんな人らに洗濯物干しやらせんなって。若かとがやれって。
基本的に『腰痛ぇ』って言ってる人にはだいたい勧めてますけど健康体の人も間違いなくラクになるけんいいすよ。
ただ1人暮らしで洗濯物の量が少ない人や洗濯カゴの置き場がある人はいらんかもですね。これ段取りしてる間に干すの終わりそう。
それでも600円くらいで何年かもつんで洗濯の頻度高い人はあってもいいかも。
2年使ったとして1日単価は2円以下です。
それで毎日がラクになるならそりゃ買う。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングそれぞれ取扱あるけどプライム会員ならAmazonが送料無料なんでお得です。気になる人はチェックしてみてくだされ。
ではでは今日はこのへんで!猫町でした!!