中華街では食べれない味。
私が長崎市内に引っ越してきた時から、このお店の名前は長崎市民からちょくちょく聞いていたのです。長崎市民でここを推す声はとっても多い。
天天有と同じく思案橋横丁の中にあります康楽。
店構えからして気合いが入っています。天天有とは対照的に地味な配色なので気づかずスルーしていた人にもこの記事が届けばいいっすな。
店内内観
4人掛けテーブルが4台のみのシンプルな構成。カウンターは無しです。テーブルを広く使うのはなかなか罪悪感でしたが夜もかなり遅かったので満席にならずよかったです。
中華街みたいな派手さはありませんが町の中華料理屋というスタンスと空気感を感じれます。常連さんもぽつぽつ来店して店員さんと親しげに話しておりました。
常連のお1人様もいらっしゃって気軽に寄れるスタンスができているようで。
地元民に愛されとるなあーってここでも感じれました。
ちゃんぽん(830円)
市内最強の声はダテじゃなかった。スープがめちゃ美味いね。ガラも豚骨もベストな配分な気がする。具材も色んな種類が入っているし、たっぷりで申し分ない。
野菜のラード感はしつこくなくどちらかというと控えめな方、スープや麺を邪魔しないです。野菜も歯応えを残しつつも食べやすい状態でした。
一番特徴的なのが麺。色味も食感も他店と全然違う。少なくともこのブログの記事にしてきたちゃんぽんの店のどれとも似ていない。おそらく加水率とかもあるんだろうけど、唐灰汁自体が違うんだろうなあ。
麺の風味ってだいたい似たり寄ったりなんだけど康楽の麺はベクトルが違う。
食感もソリッドながらプチりと切れる感じで独特だった。昔から変わらないんだろうなぁ。これは一回食べて頂きたい食感です。
俺は実際この麺が元の純粋なちゃんぽん麺じゃなかろうかって思うんです。子供の頃食った麺の食感がこれなんです。
今は麺も変わってきてて色味も良く、もちもち食感やコシもでやすくなっていると思うんですけど、昔はもっと唐灰汁感が強く麺もこんな感じだったと思う。
トータルバランスでいえば最強やと思う。麺は好き嫌いはっきりしそうっす。
市内最強の声は本当にダテじゃないぜ。このお店が深夜までやっている事に感謝しなきゃならない。
〆にちゃんぽんって選択肢ができた瞬間だった。次回は思案橋横丁で飲んでさらいた後に食べたいっすね。
もちろんちゃんぽん皿うどんだけじゃなく1品メニューも豊富にラインナップされていた。総評して俺はかなり好きなちゃんぽんやった。そして皆さんにも是非食べて欲しいちゃんぽんだとも思ったよ!
うまいちゃんぽんありがとうございました!また来ます!
ごちそうさまでした!!!
長崎のおすすめちゃんぽん店まとめときました