思案橋をメインストリートだけで終わらせてはないだろうか。
路面電車通りの一本裏や、柳小路通りから一歩路地に入るとそこにはディープスポットが広がっている。初めて行った時は感嘆のため息が止まらなかった。
渋い!渋すぎる!!!
ただの「路地裏」にするにはもったいない!この渋さは長崎が誇る名所だと思うんすよ。
食べて飲んで思案橋の夜を持て余している観光客にも是非訪れて欲しい、柳小路から広がる素晴らしい景色を。
タウンガイドにも載らない長崎の「B面」
大人の修学旅行の始まりである。
横丁の黄色い提灯に照らされるがまま、ディープゾーンへ
思案橋横丁のトレードマークの黄色い提灯。これが異空間へ繋がっている。
真っ暗な中に妖艶に光るブルーライト、なによりの集客である。
さらに一歩路地に踏み込むと激アツな空間が広がっている。日常よく使われる「隠れ家」という響きが全てチャラく感じれてしまう。初めて来たらこの空気に飲まれること請け合いだ。
店の中からはエコーが効きまくったおっちゃんのカラオケが聞こえてくる。
最高のBGMだ。
音程が外れるほどに味が加速する。悔しいけど心に染みる演歌だ。色んな感情を引き出させてくれる。酔っぱらっていたら泣いていたかもしれない。
2枚目の奥の「貸店舗」の広告の痛み方が強烈だ。店舗詳細を見たい。
わずかな光に照らされるがまま歩を進めていく。1本のライトに照らされて激シブな物件が輪郭をあらわにしている。このコントラストをすごく美しく思うんだ。
カメラの技術があればもっと美しく表現できたのにと、こういう時にいつも悔しく思うんです。本当にうまい人はインスタ映えする写真がめっちゃ撮れると思います。
不甲斐ない俺に変わってこの良さを伝えて欲しい。
長崎のいい所はまだまだ超絶あるけん。これからも長崎のB面があればお伝えしたいと思っています。ではではこのへんで。猫町でした。