このブログの中でも食べ歩きまくってる私ですが、外にメシ食いに行く予定がない日はだいたい家で漫画ばっかり読んでます。
今回はそんな私が選ぶ料理やグルメ漫画のオススメを紹介していくっす!読むと必ず腹が減りますし外にメシ食いにいきたくなります。深夜に読むのは超注意っすね…一部を除きどの漫画もやたら美味そうに食うのでね。
自炊もあれば外食もあり、笑いもあれば涙もあり。食はエンターテイメントですねぇ。漫画を読むたびにメシの偉大さに気づくっすわ…
いい本あったら随時追加していくっす!オススメがあったら是非教えてくだされ!ではではどうぞ!
この記事の目次
深夜食堂
もうね、あっしのバイブル。これがグルメ漫画にハマったきっかけです。素朴なタッチで描かれててご飯の描写とかウンチクとかにこだわってる感じはあんまりないんす。でもね、すげぇうまそうなの。腹減る。
料理をフューチャーするというより人情ドラマに焦点をあてた感じっすね。人それぞれに思い出の料理ってもんがある。凝り固まった人間の闇を優しい料理がほどいていく。
でてくる料理も家庭料理がほとんどで『あぁ…食いたいなぁ』って気持ちになるし料理する気になるんすよねぇ。
ニヤけるシーンもあればクスッとなったり。そして何度もホロリとさせてくれます。
1日外出録 ハンチョウ
だめ。ずるい。ここ最近で一番笑った。画でわかる人はわかりますね。ご存知カイジのスピンオフ作品。カイジ好きは必読だろっ…!!
他のグルメ漫画と視点が全然違う。こんな楽しみ方ありかよ。っていうのが散々でてくる。だがそれがいいっ…!!
福本伸行作品らしい心理戦や駆け引きが入店する時や料理のオーダー時、そして食べるシーンに対しても描かれ喜怒哀楽するキャラがいちいちツボる。
福本伸行作品はカイジ・アカギ含め私大好きなんですけど、トネガワしかりスピンオフ作品は非常にノリノリっすね!
ゴールデンカムイ
明治時代の北海道を舞台として、アイヌの歴史やトレジャーハントをメインに描かれています。
『このマンガがスゴイ』に選ばれるだけあってグルメ部分抜きにしても相当面白いです。一気に読んでしまう。グルメ漫画かと言われれば、食事のシーンはそれほど多くないっす。
でもこの漫画にでてくる料理シーンはどれも本当にクソうまそう。こった料理じゃないんだけどね。間違いなく全巻読んだ時には鍋を食べたくなっているはず。それも味噌ベースな!
メシ食う時ヒンナヒンナ言ったり、みじん切りする時チタタプチタタプって呪文のように唱えているやついたら絶対ゴールデンカムイ読んでる。そう。俺。読んだらわかる。
らーめん滑皮さん
表紙の絵でピンとくる人も多いはず。闇金ウシジマくんのスピンオフ作品です。ウシジマくんの登場シーンでもその汚い食い方がリアルに描写されてたのが今作でもまんまでてきます。
本作の食のシーンはラーメンに特化してるんすけどグルメ要素はそこまでないです。、本編のウシジマくんほどじゃないですが人間のきたないところやハードなシーンもちょこちょこでてきます。時にスカッとする内容もあったりグルメ漫画としてだけでなく楽しめる。
とくにウシジマくんの方を読み込んだ人は絶対おもしろいっす。相沢の回とか可愛くなっててクスっとなる。
とんかつDJアゲ太郎
とんかつ屋の息子がふとした出前からクラブカルチャーに出会ったことにきっかけにDJとして急成長していく話なんだけど、この漫画魅せ方がうめぇ。
全巻通してクラブのグルーヴやバイブスとかをとんかつとうまく絡めてくる、その表現方法やセリフの言い回しがちょくちょくツボって笑ってしまう。巧みなギャグ漫画っすね!
読んでいるとDJ用語も勉強できるという秀逸な一面も。Digるやチルアウトとかわかりますか?このマンガで一発で覚えました。もちろんそこでもトンカツ屋の技法がいちいちリンクしてきて笑ってしまう。
ほんわかヘタウマ系の画でシズル感ないのにのマジでとんかつめっちゃ食いたくなってくる。
昼も夜もアゲてやる!ってすげぇ卑怯なキャッチコピーだよなぁ、まじでこの作者の頭、超柔軟だなと思う。
紺田照の合法レシピ
18歳にして指定暴力団「霜降肉組」に所属する紺田の自炊バラエティ。読む前まで想像つかんかったけど
蓋を開けてみればめちゃくちゃカッコいいギャグマンガです。カッコいいってのがミソよ。
とにかく調理シーンや実食シーンがクソうける。カチコミやん。もう味の例えが全部暴力団やヤクザ絡みなんすよ。こんな表現今までのグルメマンガにはなかったっす。そらないわな。
主人公以外の登場人物の名前もストレートで好感がもてます。無理やり感すごいし馴染ませる気がマジで無い、とても直球です。笑える現行作品の一つですね。今後もずっと追い続けたい漫画っす!
とんかつDJアゲ太郎やエリートヤンキー三郎とかが好きな人はこのマンガも好きだと思う。家庭的な自炊の世界と暴力団の世界が入り乱れるサマがクセになります。
ワカコ酒
独身OLのきままな1人酒を描いた作品。ここまで酒飲みだったら人生楽しいだろうなぁ。独特のタッチで読み切り型です。どっから読んでも楽しめます。
人間ドラマというより肴に対しての描写が強いっす。そこに心の声でその旨さを絶賛する…そうそう。1人居酒屋ってこんな感じだよなぁって。
こんな26歳女子おったらほっとかないっすね。一緒に飲みたい。でもだれかとつるんで飲んでたらワカコじゃない気もする。もどかしい。ぷしゅー。
たくのみ
表紙だけ見たら宅飲みでエロい展開になる系かな?って思ったけど中身はそんなんではなく、女性専用のシェアハウスでの3名の女性による飲んで笑っての日常を描いた作品です。
4コマ縦読みで展開は早くサクサク読みやすいんだけどお酒に関する豆知識多数でめっちゃおもしろい。
1話1話のタイトルが獺祭。スーパードライ、ほろよい、鏡月とか実際の商品のお話なんで『へぇ〜そんなエピソードがあるのね〜』って言いながら読んでました。
基本的にツマミよりお酒にスポットがあたってます。ですが『このお酒にはこの肴があう』ってのがわかるのでタイトル通り家でツマミ作る時にもいいかもしれません。
舞妓さんちのまかないさん
京都の花街で働く舞妓さん達が共同で暮らす「屋形」でまかないを作る16歳の少女、キヨにスポットを当てた作品。
ざっくり言うと舞妓さんたちにとっての「食堂のおばちゃん」って感じ。当然他のマンガとは見所が変わってきます。
舞妓さん達って実際どんな暮らしなの?ってのが垣間みえたり随所にでてくる「京言葉」そして優しい画柄。どれをとっても引き込まれます。
花街が舞台ということもありルールやしきたりなども学べるのもいいですね。なんで花街でカレーがでないかこの作品で初めて知った。
ご飯の描写もいいですがキヨや友達のすーちゃんをとりまくストーリーが見所です。読んでて幸せな気分にさせてくれるっすね。
サチのお寺ごはん
臼井幸という名前から幸薄い27歳独身OLが人生を諦めながら生きていた中で仏の教えを学ぶ3人に出会い、仕事・恋愛・人間関係などの苦難を乗り越えていく。
作画もライトな感じで料理のシーンもシズル感控えめな描写なのに非常に真似したくなる料理ばかりです。タイトルどおり精進料理・野菜料理中心というかビーガン寄りですが30超えて独身でこの漫画みると『あぁ、体はこういうのを食べたいんだよなぁ』って思ってしまいます。
料理を作りながら、食べながらサチへのアドバイスを仏の教えと共に語りかける源導さんに惚れる。サチの境遇に似てる人多いと思うのでうアラサーの人にはたぶん結構刺さります。人生頑張りすぎてるあなたに読んでほしいっすね。
2017年にはドラマ化もされ、料理は実際の料理僧の方が提供してくれて再現性もあります。レシビ付きでありがてぇ!
スーパーくいしん坊
グルメ漫画の金字塔。もうなにもかもズルすぎる。ツッコこみどころしかない。発売からかなりの年月たってるのにいまだにネタにされ続けている漫画ってそうないよね。
イカの握りのシーンは見たことある人も多いんではないだろうか。もうなんか発想が豪快すぎてやばいです。ぶっ飛んだ料理が多数ですね。まず1巻から読んでそのワールドを体感してみてください。
シズル感あふれるインテリ系料理漫画が増える昨今、勢いとパンチでその波を蹴散らします。絶対色褪せねぇわコレ。できらぁ!!
スイーツ本部長 一ノ瀬櫂
スイーツを作る為なら仕事もバリバリこなして定時であがる。威圧的で厳しい顔だが優秀な一ノ瀬部長がおりなすストーリー
仕事中も頭の中ではお菓子の構想をしているのに部下からは仕事に集中しているように見え、
おかし作りの発想が口からポロリとでたのを部下が勝手に解釈し勘違いして行動するが結果的に仕事が成功する。なにそれ羨ましい。
料理漫画としても魅力的ですがサラリーマンのお仕事という面でもしっかり楽しめるっす。
3巻で完結してしまってるのが全く理解できない。もっと続いて欲しかった作品っす。
三十路飯
タイトル通り、一人の三十路(32歳だけど)の女性OLの外食をテーマに取り扱ってます。この漫画が料理の書き込み方がすごいっすね。
めっちゃ丁寧な描写っす。料理との対話のシーンもなかなか他にはないんでおもしろいっすね。
あつかってるお店は全て実在している店です。これも他の漫画ではあんまりみないですな。店舗情報も載っているので私も東京にいったらここに載ってる店いきたいっす。
あと30歳近辺のアラサーにはグサグサする要素も結構あってウッてくる。ウッて。
ひなた食堂
全俺が泣いた。この記事のマンガの中でたぶん一番泣いたのがこのマンガ。読み切り型で1話あたり8ページしかないのに心をザクザクえぐってくる。26話怒涛のラッシュ。フルボッコにされた。
赤ちゃんをおぶりながら食堂を切り盛りする照子と幹太。深夜食堂と同じく人情系ですが、特に親子というテーマがフューチャーされてますね…
1話1話読み切りですが、話を重ねるごとにじわじわ強く成長していく幹太に感動してまた泣いてしまう。描かれてる料理も食堂的で日常的。巻末にはレシピも載ってるので思い出しながら料理するのもいいっす。
ホクサイと飯
漫画家の自炊メシをテーマにした作品。これ実際に作者自身の生活を切り取ってるみたいで実際に作ってからネームに移る徹底っぷり。
故に失敗するシーンもあってリアルです。(豆もやしは俺もやった)つどつど実際の料理の写真やレシピのコマが登場します。
この漫画のスゴイところがトーン全然使ってないんすよ!ほぼペン1本じゃないかな。要は手描きよ。それでもでてくる料理がうまそうなのは脱帽っすわ。
んで自炊しているところがワンルームのアパートっぽくて、貧乏自炊をやりまくってた学生の頃を思い出して懐かしくなります(料理の水準は遥かに及ばないけど)
食べるシーンがないのもこの漫画の特徴で、「料理」に重点がおかれています。
ちなみにこの漫画は「ホクサイと飯さえあれば」の続編になります。本編も必読っす!!
不倫食堂
もうタイトルからぶっ飛んでるんだけどかなり面白い。主人公が出張バリバリのサラリーマンでご当地の名物を食べ歩くんだけど何故かその土地の女性と情事に至っちゃうという話。
この漫画、そのご当地の名物をかなりリサーチしているみたいで読んでて勉強されてるなぁって思うとこが多々ある。県外の名物の由来や歴史とか学ぶに意外といいっす!個人的に山陰ちゃんぽん食いたい。今年行くか。
そしてグルメシーンから情事のシーンまでの「くだり」をすっ飛ばして1コマで飛躍するのも毎回笑ってしまう。どんな口説き方してんのよ、何話か読んでると『あ、くるな』ってわかる安心感。人間の三大欲求のうち2つを一気に攻めてくる作品っすね。
ダンジョン飯
この記事で唯一不味そうなもんばっかりでてくる漫画です。でも内容は面白い。金と時間がないパーティが仲間を助ける為に急いでダンジョンを進んでいくんだけど金が無いから自給自足。
てっとり早く倒したモンスター食ったら一石二鳥じゃね?ってスタンスで進んでいく。ジャンルでいったらなんだろ?ジビエ?SAGA2感すごい。んでそのモンスターの特徴に見合った料理の見解とか考察をねじ込んでくる。
私たちのリアルの自炊にはまったく参考にならないレシピがてんこ盛りです。動く鎧とかさすがに笑う。個人的に表情を変えずに淡々と料理していくドワーフがめっちゃ好きです。
甘々と稲妻
妻に先立たれた料理ができない教師犬塚とその子供・つむぎ。ひょんなことから自分の受け持つ生徒とご飯を一緒に作る生活が始まるというストーリー。
普通こんな場合、生徒が料理できるって設定だけど出来ないっていう。本当に料理経験0からを見る漫画。だれしも一度は通ったあの頃を思い出させてくれます。
子供のつむぎのリアクションが正直で素直で可愛い!時にハッとさせられることを言う子供の潜在的な凄さを上手く描いています。ばらかもん好きな人は好きと思うっす。
忘却のサチコ
物語はいきなり結婚式の最中に男に逃げられるという展開からスタートします。
今まで事務的にしかご飯を食べていなかったサチコ。美味しいご飯を食べている時、逃げた彼のことを忘れられたことをきっかけに美食の道に一途に走っていく。
どこまでも真っ直ぐで一途なサチコのキャラが立ちまくっています。応援したくなる。グルメよりそっちの要素が強いかもっすね。
いろんな所を食べ歩いているんですがトルコライスの回は眼鏡橋が出たり軍艦島やオランダ坂がでたり、長崎の風景が細かく描かれていて嬉しくなったっすね。
異世界居酒屋のぶ
この漫画、設定がまず面白いっす!他のグルメ漫画と切り口が違います。舞台は城壁の古都・兵士が数多く生活する町に突如現れた『居酒屋のぶ』
わかりやすい例えしたら『進撃の巨人』の世界にいきなり老舗のしかも日本の居酒屋があらわれた!みたいな感じ。すべてを新鮮なリアクションで食べ飲みする兵士達がウケる。外人が日本の居酒屋に初めて入ったらこんなんだろうなぁ。
国や歴史を超えて店員さんと兵士達が会話するさまがいい。あと日本食の旨さをドイツ語で表現しているのもこの作品のおもしろいところですね。無駄に真似したくなる。
初めてのビールや熱燗に感動する様子は、はじめて居酒屋で飲み食いした若かりし日々を思い出すっすねぇ。
広告会社、男子寮のおかずくん
4人の会社員が住む男子寮での自炊ストーリー。これいいっすよ!全リーマンに読んでほしい。仕事シーンでの胸にザクザク来る描写やセリフをみてくれ。
個性的なキャラ達のやりとりも秀逸です。大学生ん時に色んな地方出身者同士でアパートで料理作りあった私はこの漫画のグルーヴすっげえわかる。この楽しさ伝わるとええな。
特に独身の自炊メシの面白さが伝わると思いますしなんども読み直したくなる漫画ですね。あとこれ読んだあとはすっごい料理したくなるっす!
きのう何食べた?
「40歳過ぎ同士のゲイカップルの同棲自炊メシ」を中心に描いています。どう読んでもそういう風には見えないんですわ。絵柄が爽やかすぎて。イケメン過ぎて。
ライトBLかなって思ったけどそうじゃない。ほのぼのとしたなかにも結構緻密な料理シーンや節約レシピネタも転がってていいっすね。
ゲイカップル独自の問題をごり押してフューチャーってよりはある程度出来上がったカップルの日常って感じでさっくり読めるっすね。飽きんす。
銀のスプーン
少女マンガで手をだすのが遅れてた作品。絵柄で謙遜すんのよくないですね、もっと早くみとけば良かったなって。
父をなくし母と4人暮らしの家族で、母の入院をきっかけに高3の主人公・調(しらべ)が2人の妹弟の為に料理をスタートさせるってお話。
もう調くんがめちゃくちゃいいやつ過ぎて応援するしかねぇ。そらモテるわ。
親不在の中、思春期3名にふりかかる「問題」本当に起きる「問題」ってのを作者さんよくわかってらっしゃる。
そんな「問題」を美味しいご飯を通じて兄弟励まし合いながら解決したり出来なかったり、時にはなすがままに。きっとそれがリアルな生きる姿。
3人のホームドラマ的な要素が主で、料理シーンはあんがいサブ的な扱いです。でも家庭的な料理中心で「あっ作ろうかな」って気分にさせてくれます。
肉女のススメ
派遣・受付・チーフそれぞれ立場も部署も違うOL三人が織りなすグルメエピソード。タイトル通り肉料理にスポットがあたってます。うまいよね肉。
メシ食うシーンが幸せに満ち溢れている。そして地味にエロい。フードポルノが苦手な人は注意っす。好きなもん食ってる時が一番幸せだ!肉を喰らい掻きこむ姿に共感するところも多いっす。
一話完結系ですけどサブラインで続く年下上司鷹木との関係がチラチラ気になります。
無料でマンガ読むならマンガワンがいいっすねぇ
お金だしてまでは別にいいかなぁ、数話ほどちょろっと読めればいい。ちょろっと。って人にはマンガワンがええっすよ。
アップルストアの無料ランキングで1位やったけんネットサーフィンの片手間についでに落としてみたんすけど結構作品数も多くて当たりだったっす。
「アイアムアヒーロー」
「圧勝」
「忘却のサチコ」
「トクサツガガガ」
「たくのみ」
「からかい上手の元高木さん」
「めぞん一刻」
「モブサイコ100」
「お〜い!龍馬」
「MAJOR」
「闇金ウシジマくん」
「マギ シンドバッドの冒険」
「ケンガンアシュラ」
「ヒトクイ -orogin-」
「からくりサーカス」
「マギ」
「灼熱カバディ」
「結界師」
「おやすみプンプン」
※期間満期で配信期間終了している場合もあります
プンプンも読める!あと太字はガチめでオススメっす。結構有名なタイトルもあるけん読みそこねを拾えて良かったっす。DLしてから余計なチュートリアルもなく速攻でサクッと読める手間なし感も他のアプリと比べても抜き出てます。なんもない休日にだらっと読むのもオススメっす。