長崎ふうけい・長崎伝統の口砂香を新しい世代へ!この功績はデカイ!




猫町
こんちゃす!甘いもん大好き猫町っす!!

長崎伝統のお菓子といえば『カステラ』ですが、この他にも長崎には伝統のお菓子がたくさんあるんすよ!

 というわけで今回の長崎のうまい菓子を紹介する企画は長崎の伝統的な砂糖菓子、口砂香(こうさこ)をピックアップ。

ただ、この口砂香。地元民ですら『名前は聞いたことある〜っ!ばってんどがんとかは知らーん!』って人が多いと思うっす!カステラほどメジャーじゃなくて若い層には馴染みがないんだと思うんです。私もそうでした。

そんな口砂香を若い世代にもアプローチできるような商品を千寿庵・長崎堂が販売しています。それが今回の『長崎ふうけい』です。

この記事の目次

口砂香ってそもそもなんなんすか

※画像はイメージです

大きなくくりでいうと落雁(らくがん)と呼ばれるお菓子の一種です。ただ落雁はもち米を煎って粉にしたものを使いますが口砂香はうるち米を煎って粉にしたものを使うんすよ。

材料はそれに砂糖や澱粉などをブレンドして型打ちした本当にシンプルなお菓子です。口に入れると落雁より軽くサックリした食感です。

『口』の中で『砂』が『香』る

その名の通り米粉と砂糖の甘さが香ります。

どこで売ってるんす?

販売は冒頭でもご紹介した千寿庵っす。新大工町にあります。シーボルト通りをぷらぷら歩いているとすぐに見つかると思います。

千寿庵は老舗の和菓子屋さんで口砂香はもちろん桃カステラも評判がよかとですよ。長崎を代表する和菓子店っすね。

千寿庵 長崎屋
住所: 長崎県長崎市 新大工町4−10
営業時間:9:00-18:30
定休日:日曜日

かわいいパッケージは口砂香を新たな世代へのアプローチに

猫町
やっちゃオシャレかよね。口砂香のイメージがかわるっす!

口砂香は、お供え菓子やお茶菓子のイメージが強く、伝統を重んじるガッチガチのパッケージのイメージだったんすよ。それがこんなにかわいいパッケージに。

それでも”風景”というもっともわかりやすい形で長崎らしいデザインをちゃんと残しております。デザインが伝統を噛み砕いて新しい世代に口砂香を伝えています。こういう商品こそが今求められているんじゃないかなあって思うんすよ。

若い世代にも口砂香を身近に感じてもらえるんじゃないでしょうか。

エアーパッキンで丁寧に梱包してあるっす

口砂香の特徴として型打ちするといろんな形で形成することができるんす。それでもベースは粉なんでデリケート。なのでエアーパッキンで丁寧に梱包してあります。開封したら欠けててがっかりーなんてことはないっすよ!

長崎の”ふうけい”を口砂香で切り取る。親しみやすい工夫が秀逸だ。

私が選んだの軍艦島&教会群と路面電車&眼鏡橋。あと1種類クジラ&尾曲り猫があるぞ。

(なぜ猫町飯店というブログをやってて尾曲り猫のやつを買わなかったのか私)

いずれも長崎を代表とする”風景”ですね。路面電車とか細部に渡って再現してある。口砂香ってすごかね。

お客さんに出した時、このお菓子のモチーフをとっかかりとしてちょっとした長崎ライトトークができそうです。

お味のほどはどがんすか?

もともとはお供え菓子の口砂香。口にいれるとコメ粉の風味がいいっす。人口甘味料だらけの昨今の菓子と比べるとすごく懐かしい素朴な味わいっすね。

ただ結構甘いのと水分をもっていく系なんでこれは渋いお茶やブラックコーヒーとからめて食べるのがあいそうです。マジむちゃくちゃ引き立つと思うっす。

一回のティータイムに1個くらいでいいかな。単品でサクサク食うもんじゃない。賞味期限は半年ほどあったのでちょこちょこ食べて大丈夫っす。

決して今流行りの味ではないです。しかしこういった工夫こそこれからの長崎に必要なんじゃないかなぁと思ったのでした。

千寿庵の店頭のほか、長崎空港の総合お土産ショップでも買えます。見つけたら是非手にとって見てくだされ。

ではではー今日はこのへんで。猫町でした。

 

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