箸置きがある生活。
以前白山陶器のG型醤油さしやBLOOM(ブルーム)をご紹介しましたが、今回も白山陶器です。こちらもわたしにとって思い入れの深い品でございます。
このブログのコンテンツでもある「ウチご飯」
主に自炊の履歴とレシピを書き溜めていますが、その中でやたら頻繁に登場する箸置きがいたと思います。
かれこれこの子とも何年も前からの付き合いとなります。
そんな箸置きのご紹介。
白山陶器 とり型箸置き
白山陶器が1973年から発売を開始した「とり型箸置き」
ん?発売されてから44年!?文章書きながらびっくりしてしまった。
白山陶器が誇る超ロングセラー商品です。
発売されてから一切デザインの変更はなく、それでいて今でも色褪せない普遍のルックス。いや。直球でいうと可愛いわ。古臭さが一切感じられない。
これが僕ね、超お気に入りでずっと使っているんすよ。
安価なのも手伝って県外の友達んとこに遊び行くときとか、このとり型箸置きをお土産にもっていったりする。
「カステラはこの前あげたしな〜」ってお土産難民のそこのあなた。こいつはいいぞ。
なかなか好評なんだ。波佐見焼きも知ってもらえるしいいことばかりだ。
上から撮るとうっすら青色が見えます。これは白山陶器らしいです。完全な白磁でもいいんですが立体感がでています。
箸を渡すのは、とりと平行ではなく交差する形なのに、なんでとりの尾っぽが割れているのかって話がありました。いや、これねー、俺も知らなかったんだけどね。
これメッセージカードとかを置くためだったんだってさ。俺も公式に教えてもらうまで知らなかったよ。名刺サイズまで対応できるらしい。
とり型箸置きがインテリアオブジェとしても評価が高いのはこういう実用性が高いってのもある。白山陶器の信念である「なにより使いやすく生活の中になじむ」が、ここでも発揮されている。
長年一緒にいるとな、不思議なものでさ。なんかね、可愛く見える時もあれば、こズルい表情に見えたり、こ憎たらしい表情に見える時もあるんすよ。たぶんコレこのとり型箸置きユーザーにしか伝わらないと思う。
猫町の総評=愛しい
底面には白山陶器のマーク。かなり使い込んでいるのでたいぶ文字がくっきりでています。メンテナンスしなきゃね。
この箸置きを扱っている飲食店も多くて、このブログで一度紹介した赤迫の「あお」でもお客さん用で使用しているのを見た事があります。
最近ではマツコの知らない世界でも少しとりあげられたり。
うん。嬉しくなるよね。
箸置きがあると、自然と箸の先を合わせるクセがつく。「背筋が伸びる」あの感覚。
しかしそれだけではない。いつもの食卓に愛らしいこの子がいるとやすらぐのです。
モダンで親しみやすい箸置きがコンセプトなだけあって、デザインの良さと実用性を両立させた一品となっています。
きっとそれが1973年の発売から今まで色褪せず、超ロングセールスを支えているんだろうな。
波佐見が生んだ名品だと思います。これからもずっと使って行くばい!