約束のボトルキープ




猫町
こんちゃっす!猫町です!!

おのれコロナめ

これに尽きるマジで。

年度末でただでさえ忙しいというのにコロナで人員が極端に削られ連日深夜まで残業しとりましてブログ書く時間とガッツがありませんでした。ヘタレでさーせん。

そして追いうちをかけるように弊社3月末から

『店舗での飲食禁止令』が発動。

いやありえねぇだろ…まじかよ…って感じでした。

全部が全部ってわけじゃないし禁止になる条件はありました。ただほとんどがパスできず。

職場各所で反発はありましたがそこは企業戦士達。負けまして。

無事、猫町終了という運びであります。

 

3月28日まではガンガン取材いってたんすよ。なんなら店舗の方と一緒に作ったバリバリ濃いいいぃぃ記事もあるんすよ。みんなが読んで楽しめるような記事もあるんす。

ただこのタイミングで記事リリースして店舗に1mmも迷惑かからんか?って言ったら言い切れないし記事のリリースもできんわけっすよ。あともし万が一わたしが罹患したら行動履歴調査で確実に迷惑かかるよなって

 

3月末から一切の活動を行いませんでした。

 

そんな時でした。お世話になってる居酒屋さんがマジでヤバイって人づてに聞いたのは。

 

心配になって開店前、お店の仕込みの時間にお邪魔した。

『どがんですか』って聞いた後に『最悪』ってすぐ言われました。

 

それから今居酒屋さんが立たされている現状をたくさん聞かせてもらった。

テレビやネットで報道されているのは確かだけどもっと問題は深刻だ。

 

『コロナが落ち着いたら行ってみてください!おすすめです!』

 

をわたしが言えないのはそこで。今ほとんどの居酒屋さんは当座のお金が必要なんです。

落ち着くの待ってられないんす。

 

じゃあだからといって

 

『おすすめです!今夜にでもぜひ行ってみてください!』

 

とも言い切れない状況じゃないですか?

 

あの『自粛』って言葉ほんとずるい。

国の『いやわたしは禁止はしていない…あくまで自粛です…』

ってスタイルまじでどげんかならんのすか?

居酒屋さんは自粛したら死ぬんすよ!そりゃやるわって話やろ!!

でも国民には『外出は自粛してください』っていうし外出して罹患したらボロクソにする空気、若干できとらん?

『許可』も『禁止』もしてないふんわりした状況だから人によって温度差が生まれて争いがおこるんすよ。毎日誰かと誰かが争ってるわ。そらしんどくなるわ。

 

わたしは国からではないとはいえ『禁止』をもらってたので悩む必要もある意味ない。

でもこの悲惨な状況で何もできないのが悔しくてしょうがなかった。

なので何かできることはないか考えたんです。

 

約束のボトルキープ

『白ペンください。あと黒霧を。』

ない頭を絞りに絞ってでた答えがボトルキープでした。

店内で飲食は一切やらない。

 

ボトルキープだったら速攻で売り上げになるし当座のお金もお店に入る。それが狙いでした。

 

いうてわたし一人がボトル入れたところでさして状況は変わらない。それは重々わかってる。

 

ただ

『必ずまた来るけん頑張って欲しか』

っていうエールを『猫町』の2文字で伝えたかった。

 

入れたからには飲みにいく。約束のボトルキープ。

 

『また来る頃にはここ(お店)もうないかもよ。これ(焼酎)やれんかも。そしたら俺詐欺になるやん。』

『よかです。そん時はわたしのブログも死んでますわ。お互い生き残りましょう』

 

ご主人は『ありがとうね』って言ってやっと笑った。

 

今はテイクアウトをするお店も増えてスタンダード化しつつあります。

すっごい良い試みだし美味しそうなお店も回ってみようかなって思っています。

 

ただそんな中、

  • テイクアウトを始めたくても始めれない人
  • 休業に踏み切った人
  • どうしていいかわからない人
  • 誰にも相談できず苦しんでる人

 

もたくさんいます。

 

『変化しつづけることができる人が生き残れる世界』

 

それは知ってるし、そういう人は弛まず頑張って欲しい。

 

ただ自分の愛するお店がいつまでもそれをできるとは限らない。

強い人ばっかりじゃない。

ここ数年大好きな町中華が次々と幕を閉じた。

お金だけが要因じゃないけど、今は完全に資金が原因でお店が閉まっていってる。

 

全てのお店を支援することはできずとも

せめて自分が愛するお店にはお金を落としたいって思いました。

 

国に文句いうのは簡単やし言ってもいいと思うけど、それによって何かがすぐ変わることがないからまず自分がダイレクトに支援できることをやりたかった。

 

後悔する前に

 

一人一人が行動をおこせばきっとお店の力になる。

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