連日の思案橋横丁からの更新でございござーい!
今日は思案橋横丁の1口餃子・雲龍亭です。長崎はちゃんぽんやカステラだけじゃないぞー!一口餃子も有名なのだ!
市内では宝雲亭との2トップで凌ぎを削っておりますが、今回はそんな雲龍亭の本店にお邪魔しました。
そこには「もう一件目はここキメ打ちでいいんじゃね?」って思わせるナイスクオリティが広がっておりました!それではいきますよっ!
外観・内観
気合いがはいった佇まいは思案橋横丁の第2ゲートあたりに位置します。
この時点で20:00でした。知ってる。完全に出遅れてる。
案の定、店内は満席。待ちを喰らいます。16:00からスタートやけなるべく早めに行くのが吉ですぜ!
キャパは広く、カウンターが8席、3人掛けテーブルが1台、4人掛けテーブルが2台だった。1人飲みにもグループ飲みにも対応しているぞ。ぼっち入店難度が低いのはありがたい。
主力はやはり一口餃子400円。そこにニラトジ(300円)が追従します。ニラトジはキモニラ、ブタニラと派生します。薄切りレバーソテーの「キモテキ」も要チェックやで。
ニラトジをまず頼んで食べている間、餃子を焼いてもらうのがスムーズだと思ってます。
オーダーしてすぐにアツアツのニラトジがでてくる。そうそうこれこれ。これを食べる為に仕事を頑張って来たってもんだ。
雲龍亭ではなぜか瓶ビール手酌でやりたくなるんだが俺だけか?もちろん生もあるぞ(500円)瓶ビールが銘柄を選べる。(サッポロ・アサヒ・キリン)
ここではごっくごく飲むよりグラスでやったほうが美味い気がすんだよね。
そして嬉しい金蝶ソース!長崎やねえ!!嬉しくなるぞ。皆迄言うな。長崎市民御用達のウスターソースです。皿うどんもこいつでやると美味いんだなあ!
金蝶ソースを纏ったニラトジは光り輝き、もはや食べる芸術品になる。
言い過ぎと思うかい?見てみなよ。食ってみなよ。言ってる意味がわかんぞ。これにビールが加わるんだからそりゃあんた事件やろ。
普通は汚くてアップしない食いかけの図だが、俺はこれを美しいと思うんだ。
行儀悪いけどこれを食いながら壁にかけてあるテレビをなんとなくダラりと観ながらグラスを傾けるのが何よりも幸福なんだなあ。
1人飲みの幸福度はこの時点でもかなりのポテンシャルを感じとれる。
そこにお待ちかねの1口餃子が登場。幸福度はピークを迎える。小振りで食べやすいこの餃子は長崎が誇る至高である。
お母さんがオンタイムで餡を皮に詰める作業が見れる。作り立てのこの餃子は、本当にうまい!!お時間はそれなりにかかるけど、そんなのはニラトジが埋めてくれる。全てにおいて理に叶ってるんだなあー!!
観光で長崎にきた方で、初日の夜を居酒屋で食べたい人!まぁまずは雲龍亭に!
鯨?からすみ?ちゃんぽん?
わかる!わかる!!でもだ!!!長崎の1口餃子も食わんば始まらんとよ!
思案橋の夜はここから始まるのだ!!
卓上には2種類の薬味があるが、使わなくても全然美味い。柚子胡椒はピリっとさせたい時に、ラー油は完全なる自家製だ。
ここまでくると、もはや飲み過ぎない理由が見当たらない。そうだろ?この瞬間の為に「しょうがない」って言葉があるんだよ。ある以上使わなきゃ。
「まず一件目」で潰れたっていいじゃない。最高だよ。特に1人飲み好きの方には是非オススメしたい。
今回は本店でしたが浜の町にも支店がある。
飾らない商売と無駄のないメニュー群。徹底されてる。
その中にも気軽に寄れる大衆的な空気があるんだなあ。カウンターでもヘタにかまわず「好きにやってくれ」的なスタイルも嬉しい。幸せな時間でした。
次回はキモテキも頂きたいっすね。
ありがとうございました!また来ます!!
ごちそうさまでした!!!
雲龍亭本店