色んな憶測が先攻する店ならば、もやもやする前に行くことよ!
ここを最強と謳う声は長崎市内でもかなり多いがここに否定的な意見も耳にする。
人気店になれば当然多かれ少なかれアンチがついて批判意見を聞くのが定めなのだが、ちゃんぽん店に限ってはあんまり見聞きしていなかったのである。
量・味・接客
私が聞いたことのある批判三大意見である。この意見がひっかかり私を来店から遠ざけていた。
でも、行く前から「〜らしいよ」って言う事がすげえだせえなって思ったから。
自分の足で食べにいき、自分舌で判断することこそ食べ歩きブロガーなんや!
長崎ちゃんぽん食べ歩き。今回は江戸町の群来軒です
意外にもモダンな店内
店内はびっくりするほどモダンな佇まいをみせている。
4人掛けテーブルが3台。2人掛けテーブルが3台。ぼっち入店難度はやや高い。
お昼時の忙しい時間に飛び込みで入ったけど、片付けますので少々お待ち下さい。の後、普通に通された。
忙しい時は門前払いを喰らうという話があったがデマだ。接客に対しては案外普通なんだな。と安心。
ちゃんぽんを待っている時のお話
迷う事無くちゃんぽんをオーダー。しかしこの時はお客さんが満席状態。多少は覚悟していたけどやはり待ちの時間は長かった。
メモとか取りながら時間潰しているとホールのスタッフの方から
「お待たせしております。申し訳ありません。お時間大丈夫でしょうか?」という声かけられた。もうびっくりしたよ。
少なくともホールのかたの接客は、むしろ良すぎる。忙しい中でも嫌な顔もしない。
先にレンゲが配置される。珍しくパターンだ。レンゲ受けも一緒についている。なかなかこういうの見ないよね。上品な印象だ。
ちゃんぽん(760円)
長崎ちゃんぽん最強店の一角。群来軒のちゃんぽんである。
760円という値段は中華街平均と比べても安い価格帯に位置する。
量が少ないという話だったが若干レベル。そこまでの少なさは感じれない。麺は確実に1玉だ。
特徴的な発色の良いかまぼこ、野菜はほどよく炒められている。比較的海老がでかい。海老の処理から丁寧な仕事が伺える。背に包丁が入っている。小エビを使えばいいところをキチンと処理している証だ。
スープを一口。ああ、これは美味い!!長崎ちゃんぽんの中でも甘系の味の部類に入る。同じ系列の味では岩川飯店もなかなか甘いがこちらは若干ベクトルが違う。
もう1口、もう1口とレンゲをリフトする。
とろみもなく飲みやすいスープだ。もちろん完飲した。なるほどこいつはうめえわ!推されるはずだぜ。
麺に関しては柔らか目という印象が真っ先にきた。
発色はいいが唐灰汁独自の風味も少ない、近年のスタンダードな麺だ。この麺は好きな人多いんじゃなかろうか。
柔らかすぎるという意見もあるがズルズルやる分にはなんの問題もない。あっという間に完食してしまった。
食べ終わったのは13:20あたりだった。14:00に一旦閉まるが、40分前に入り口には「準備中」の札がかかっていた。ギリギリに行かない方が吉っぽい。
食べている時、電話の問い合わせに対して予約をお断りしているのを聞いたのでかなり早めに閉めることが予測される。
ただ飛び込みのお客さんに対してはなんとか入店させようという気持ちは伺えた。今回行ってみて良かったと思った。店は日々進化している。いい店やん。群来軒。
ちゃんぽんもかなり美味い。食べ歩き真っ最中だけど現時点でもかなり上位です。スープが本当に絶品だ。
ただ一点気になったのは携帯の電波がまったく入らなかった事。知らんかったよ。俺の隣の席の人も「あれー?」って言いながら携帯振ってたから間違いねえ。ちなドコモ回線な。
超絶有名だけども中華料理店にありがちな有名人のサインがまったくなかった。少なくともタモリは来ている。レンゲをレンゲ受けに乗せてきたり、オーダーを早めに切ったり、中華料理店としてのプライドや品格を表現しているのだろうか。
他店とは違う何かを感じることも確かにありました。
しっかし美味かった!暑い夏の日の午後、すごく幸せな気持ちで江戸町を後にしたのでした。ありがとうございます!また来ます!
ごちそうさまでした!!!
群来軒
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