ココウォークのある茂里町交差点から浦上川を超えたあたり。ちょうど梁川公園の向かいにあります。梁川飯店。
すぐ近くにはこれまたちゃんぽんで有名な江山楼浦上店がありますが、なんのなんの。地元民の熱烈な支持の元、息の長い太い営業をされています。
ここのちゃんぽんを推す声は多く、このブログの問い合わせフォームから2件、私のまわりのリアルな声も1件。アツいコメントが寄せられておりましてこりゃ行かんばね。と思っていたんです。
店舗内観
歴史を感じる店内。厨房からは油が高温で跳ねる音。ほどよい喧噪。そうそうそう!中華飯店はこうでなくっちゃ!
カウンターは6席。テーブルは4人掛けが3台。コンパクトにまとまった店内です。1人で昼下がりにちゃんぽん食うのに絶好の場所ですなあ。
客層も地元民が大多数で、県外の人を地元民が連れて来たって感じのグループもいました。いやおう無しに期待が高まるんじゃああ
卓上の調味料群。シンプルっすね。おっ!県産の波佐見焼のG型醤油差しがあるやん!
嬉しくなるねえ。県内で作られた陶器が県内の店で使われてるのって。
メニュー
ちゃんぽん税込600円を筆頭に中華の王道のラインナップが並ぶ。中華街の価格と比べたら本当にリーズナブル。やっぱりこういう店こそ観光客のみなさんにも知って欲しいっすな。
小さめのチャーハンがついた、皿うどんセット・ちゃんぽんセット・やきそばセット・ラーメンセットもそれぞれ税込み785円だ。クソ安くないすか…
ちゃんぽん 600円
特徴的な赤い丼に盛りつけられて登場した梁川飯店のちゃんぽん。野菜もケチらずなかなかボリュームがある。これで税込み600円だぜ…コスパもいいぞ。
レンゲがやけにデカい。これは小浜の海花亭のちゃんぽんを思い出しますね。
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野菜はエッジを残しつつも柔らかいジャクジャクの食感というところ。薄ーく油でコーティングされたベストな炒め具合はナイスです!!
白濁系だがかなり飲みやすいスープ。もっとトンコツトンコツしてるかなーっと思ったけどパンチよりバランスが全面にでていた。グイグイいける。
しかしあっさりではなく濃いめ。しっかり味のスープだった。これは秀逸でしたね。
具材は練り物少なめですがしっかり抑えるところは抑えたラインナップ。やっぱ美味い店のちゃんぽんはアサリ率がとことん高い。先述のとおり野菜もたっぷりだ。
一番びっくりしたのは麺。ちゃんぽん麺特有のひっかかりがなくツルツルでチュルンとした食感。ラーメンをそのまま太くしたような感覚だった。
20件ほどちゃんぽん屋さん行ったけどここまでチュルンとした感じは初めてだったかもしれんす。でも食べ進めるとやっぱりちゃんぽん麺なんだなあ。
ちゃんぽん麺はほんと店で個性がでる。ちゃんぽんの食べ歩きは本当におもしろい。
『どこで食っても同じばい』って思っている人もたぶん10店まわったらその面白さに気づくはずよ
食べ終わる頃にはお腹もいっぱい。ここはいいぞ。600円でこんなちゃんぽん食えるんなら御の字だぜ。しかも税込みばい。
江山楼浦上店もいいけどこっちもよかね。浦上川を渡ったら少し思い出して欲しい。
そして、客層も地元民が多く、すごくアットホームな空間でした。愛されてるねえ!
もっと評価されなきゃいけないちゃんぽん店はいっぱいある。猫町は次の飯店を目指すのであります。
うまいちゃんぽんありがとうございます!!!また来ます!!
ごちそうさまでした!!!