いやいやカレー皿うどんて
はじめはね、俺もそう思った。カレーて。いやいや完全に亜種やろって。
ところがどっこい。ここのカレー皿うどんを推す声は地元民のみならず福岡から出張にくる人等、県外からもあがった。
いやいや猫町さん、いっぺん食べてみらばさ!そういう声を受け、行ってきました思案橋横丁。場所は丁度ちゃんぽんで有名な康楽の向かいになります。
カレー皿うどん・満福。今回の舞台はこちらです。
店頭には食品サンプルはありませんがメニュー表が大きく掲示してあります。親切ですね。いわゆる中華の一品メニューはさほど多くはありません。
そのかわり丼物、おでん、うどんにカレーと定食屋さんのラインナップが加わります。
飲み物も思案橋横丁としては比較的安い。本当に地元の人のデイリーユース向けですね。こういうお店が家の近くに欲しいなあ。
店内内観
店内はカウンター席が6席にボックス4人掛けテーブルが3台という比較的コンパクトな作り。壁には芸能人のサインがズラリ。石ちゃん!石ちゃんやねぇか!!
おでんが、がっつり仕込まれています。私が来店した時もおっちゃんが瓶ビールと一緒に美味しそうに食べてました。いいなあこういう風景。思案橋に息づく中華料理屋さんの風景だよ。
カレー皿うどん(880円)
うん。想像以上にカレーだ。
これ大丈夫かなって思って1口食ってびっくりした。いや確かにカレーなんだけどこれはれっきとした皿うどんだ。カレーの重さはなく皿うどんの餡は死んでいない。
それでいてスパイシー。いわゆるカレーうどんよりも餡はしっかりと主張している。それでいて食べ口は軽く、想像以上にスルスル入っていく。うまいやん!
具材もなかなかのボリューム。海鮮がしっかり入っているのは嬉しいね。
野菜の味もしっかり伝わってくる。割としっかり火が入った食感だった。その旨味を殺さないようにカレーをうまくセーブしているように感じれた。
食味の正体はこの麺だ。写真でもわかる通りの極細麺である。ここまで細い麺は久しぶりに見た。当然餡を吸い込むスピードはめちゃくちゃ早い。
しんなりした麺はあっという間にこの不思議なカレー餡と一体になって喉を通っていく。これがするする入っていくのを加速させる原因か。
最初は何コレ!?何コレ!?だった俺の脳みそは食べ終える頃には新しい皿うどんの形として認識していました。
これはやられたわあ。やっぱこういうのは毛嫌いせんで積極的に食っていかんばつまらんね。
夫婦2人で回していらっしゃいました。文句いいながらも仲の良さが伝わってくる厨房でした。こういう風景をみると嬉しくなります。
こちらはなんと午前2時まで営業されています。このカレー皿うどんなら深夜でも余裕で食べれるんじゃないか…そんな気持ちにさせてくれる程、スルスル食べてしまいました。
次回はおでんと瓶ビールで思案橋の夜にしけこみたいですな。
美味しい時間をありがとうございました。また来ます!
ごちそうさまでした!!