今日は銅座にきてみましたよ〜!
いつ来ても銅座は発見があるんで好きです。来るたびにワクワクするんすよね。
そんな銅座の居酒屋さんの中でいまバチクソにおすすめのお店があるんすよ。
ここはガチで推せる。
お店の名前は『居酒屋 剛』
もともと諫早で腕をふるっていたご主人が4年ほど前に長崎市銅座に10名ほどのカウンターメインのお店をオープン。
2019年6月に今の場所に移転されました。
銅座で居酒屋さんを探している。特に1人飲みのお店を探しているあなた。
ほんとここはいいっすよ。今回はそんなあなたに居酒屋剛の魅力を紹介していきたいと思います。
※2020年3月取材時の内容です。
居酒屋剛へのアクセスマップ
停めやすい駐車場でおなじみ。リファレンス銅座のすぐ近く!
近くにはセブンイレブンもあるので待ち合わせも楽勝っす。
銅座といっても中華街からも近い位置にあるのでアクセスしやすいんですよね。
Google MAP もおいときます〜
店内はテーブルとカウンターメイン!個室もあります
※コロナの影響が落ち着くまでは客席をまびいて距離をとって営業されています。
大型の居酒屋のようなキャパはありませんがその分カウンタースペースが多いんですよ!
L字型になっていて9名ほど座れたと思います。
カウンターだとオープンな厨房が見渡せるので調理している姿をみることができます。このライブ感いいぞ!
剛さんも
『わちゃわちゃしながら料理してる私らをショーと思って楽しんでください!!笑』
っておっしゃってましたね。
自分がオーダーした料理ができあがっていくのをみるの酒がすすみます。
そして常連さん同士も仲がよくて『お〜きてたのー?』みたいな和気あいあいとした空間がありました。リピーターの人めっちゃおりそう。
入り口付近にはテーブル席もありますよ。
貸し切りも20名以上から可能なんで相談してみるといいっすよ!
ちなみに12名でテーブルエリアを貸し切れるのでちょっとした打ち上げにもいいですね。
カウンターとテーブルのエリア分けがハッキリしてるのでみんなが過ごしやすい空間です。
6名がけ1テーブルのみですが奥には個室もあるんですよ〜。
畳+テーブル席になっていてどの世代も靴脱いでくつろげる空間となっています。
居酒屋 剛のメニュー ハーフオーダーがアツい!
冒頭で1人飲みにアツいと言いましたがメニューに秘密があります。
全部ではないんですけど剛はおつまみをハーフサイズ・半額で頼めるんですよ。
これがすごいありがたい!
1人で飲むと数品頼むとすぐお腹いっぱいになるじゃないですか?
しかも予算もそんなにかけることもできないし1人飲みのネックでもありますよね。
この剛のシステムなら『1人でもいろんなものを少しづつ頼むことができる。』
しかも本当に半値なんです。こういう場合、割高にしても全然おかしくないのに真面目な価格設定をされています。
メインのメニュー構成はこちら!
- 晩酌セット
- おつまみ
- 酒の肴
- サラダ
- 魚介料理
- お肉料理
- 一品料理
- 〆の逸品
飲み物のメニューがこちら!メインどころはバッチリ揃ってます。
ソフトドリンクが250円と安いのはありがたいですね。
日本酒は季節ごとにラインナップが変わるみたいんなんで気になる方は聞いてみよう。
- 生ビール
- ビール中瓶
- ハイボール
- サワー
- 焼酎
- 日本酒
- カクテル
- 果実酒
- ワイン
- ソフトドリンク
手書きのメニューは日替わりです。
季節のもの、旬の物をとりいれオススメできるものばかりが揃っています。
こちらも全部じゃないですがハーフオーダー対象ですし、お刺身はお好みによって刺盛りにもしていただけます。助かりまぁぁぁす!!
晩酌セットがお得スギィィ!!!!
『その日仕入れたお魚をその日のうちに美味しい状態で!』
がモットーのご主人。吟味、目利きしたお魚がならびます。そら美味いですわ。
しかも5種類2切れづつのたっぷりボリュームで枝豆と飲みもんついて1,300円という破格。おかしい。
剛のお刺身がおいしいってのは昔から聞いてたんですけどまさに評判通りでした。
そう感じてるのはわたしだけじゃないようで
他のお客さんは入店してすぐコートをハンガーにかけながら喰い気味に『刺身で』っていってました。落ち着け。逃げんて。
しかしこんだけうまい刺身をお得セットに組み込むのどうなんだろう?って思って
『これ(利益)とれてます?』
って聞いたら
『とれてないです。しんどいです笑』
と返ってきた。ですよね。
それでも毎回楽しみにしてくれる人が多いと嬉しいですし可能な限り提供したいって。
いやほんとありがてぇ。
この内容をこんな価格で提供できるお店はそうそうない。
わたしがもし居酒屋さん始めるとしても絶対このお店の隣にだけは出店したくないと思いました。勝てない。
常連さんが『まだ下げんで!』ワサビにもこだわりが
刺身をさらに盛り立てるためにもう一工夫!
細かく刻んでいれられた茎がシャキシャキといい食感なんですわ。
これがまた単独でいいアテになるんすよ〜
刺身を食べ終えたお客さんが『わさびはまだ下げんで!!』って言うのすごいわかる。
時間さえ許せばこれでじわじわ焼酎キメたいもん。絶対迷惑やろうけども。
しかし美味しくするための手間はおしまない。こういうとこにも剛の持ち味がでていますね。
いわしのすりみ揚げは1口サイズでホイホイ食べてしまう
小ぶりなサイズでほんとポイポイ食べれてしまうのイカんですね。
弾力のあるイメージのすり身あげですが剛のはふっくら柔らか。こりゃあいい。
うめぇうめぇ言ってたらすぐなくなったわ。ほんと注意ですね。
イワシの臭みやえぐさは全くなくて旨味だけがグイグイ前にでる。
サッカーのときボールがサイドライン割ったら『マイボ!マイボ!マイボ!!』つってボールを我先に取りに行ってたアイツを思い出します。
こいつは絶対オーダー!まぐろレアカツ!!
これみんな食ってくれ〜!頼む〜〜!!
カジキマグロのハラミを絶妙な火入れで揚げています。これがもうとんでもなくうめぇ。そして素晴らしい食感です。
脂の乗った身は口の中でホロリホロリとほどけて消えていきます。ビールも消える。泥棒!
しかもこの量でハーフサイズ。半額の440円で堪能できる。これはどう考えてもボーナスメニュー。1人で来た人もこれだけは絶対頼んでほしい。これはガチ。
やっぱ人気メニューらしいけど、いいカジキマグロが入った時しかできないらしいのでレギュラー化はできないとのこと。
カジキ頑張れ、超頑張れ。
このメニューは本当に苦心の末にできたそうで、衣が剥がれやすかったり揚げ加減が難しかったりと完成までとことん研究されたそうです。
そりゃうまいはずよ…
この料理のアツいところはそれだけじゃない。自家製のタルタルソースが素晴らしい仕事してます。
ピクルスと玉ねぎを手仕事で非常になめらかな粒になるまでカットしてます。
これもめっちゃうまいんすよ。レアカツにつけて食ったら悶絶ものです。
全品手作りなんはわかってたけどこのタルタルソースあきらかに手がかかってそうだったんで
『正直めんどくないすか?これ作るの』
って聞いたら
『めっちゃめちゃめんどいですよ!!!』
って元気に返ってきました。わたし絶対ここで働きたくないって思いました。
そんな苦労の上になりたってるタルタルソース。レアカツを食べ終えてもおつまみとして死守しました。最後まで楽しめるんす。ありがてぇ。
エビと帆立のクリームコロッケもおすすめだ!
割ってみるとたっぷりのクリームソース。
『おや?あんま具はないんやない?』とか思ってたらなんの。
潜んでましたね。
ザクっと一口いくと海老と帆立がもう親の仇のようにゴロッゴロ入ってた。
ハーフは1個なんですけどデカいので見た目以上にボリュームがあります。
これはマグロレアカツとならんで完全に剛のキラーメニューですね…おすすめですぞ…
締めの貝汁が予想をはるかに超えていた
ご飯もいいけどメニューみて気になった『貝汁』
これがもう尋常じゃなかったですね…いまこの記事を書きながら思い出してまた飲みたくなってきた。
3月ということもあって旬の大ぶりアサリが山んごと入ってました。
有明海産のもので身入りも抜群でぷりっぷり。そりゃいい出汁がでますわ。
アツアツの汁をグイーッ!って飲むと思わず目閉じてカァーッ!っちなる。
そして思わず笑顔で声がでます『うんまっw』
酒をたらふく入れた体に優しく染み渡りますね…これ以上の汁もんはないよ。
普通のアサリ汁って思ったら大間違い。とにかくめっちゃ量がはいってる。
貝汁頼む前は『雑炊とかご飯も頼もうかな…』って思ってたけど貝汁だけでも十分満足。今度はメシもんも頼んでみましょうかね。
ほんと最後まで大満足の1人飲みになりました。
みんなが口々に絶賛するご夫婦の人柄
『美味しいものを美味しい状態で食べて欲しい』
全ての料理が1から手作り。冷凍しないフレッシュな状態の食材を使用されています。
だからそのぶん提供まではお時間をいただいてるそうです。(メニューにも記載されてます)
手間隙がかかった料理ってのは食べてすぐわかります。
効率とか考えたらもっと安くあげるし時間も短縮できるんでしょうけどなんかもうね!いちいち真面目なんすよこの2人!
話をきくたび、『そこまでせんでも!』ってよく思いました。
そしてお二人とも人間味があります。
やっぱね、人気店でリピーターもつけばわたしのような初見さんは居心地悪くなりがちなんすよ。
でも入店時からわたしに声かけてくれたりクソ忙しそうなのに
『提供遅くなってすいません…!もうちょっと待ってくださいね!』
って声かけてくれたりね。
こちらに移転される前はカウンターメインの店をやってたそうでその時から
『ふらっと1人ではいってきたお客さんも安心して楽しめるお店にしたい』
ってずっと思ってたそう。
だから今のお店になって規模が少し大きくなってもそれだけは絶対貫こうって思ったそうです。
もちろん無理に話しかけようとはせずに心地よい距離感があります。
『貝汁おいしいですねー!』
『それ有明海でとれたばっかのものなんですよー!美味しいですよね!身もパンパンで!』
わたしはそんな一言二言でも嬉しい。ひとりでも笑顔でお酒が楽しめる空間、こういう晩酌をしたいんだよ。
そして剛は今回新型コロナウイルスの影響を考え、4月もかなり早い時点で休業されていました。
『剛を傷つける場所にさせたくない』
痛烈なメッセージの貼り紙を見た時、取材した時のあのまっすぐな人柄を思い出したのでした。
来てくれるお客さんのことを考え…とはいえ収入はなくなります。
国や長崎市の支援策がほとんどでていない状況で踏み切るのはすごい勇気がいったと思う。
それでもSNSで支援策としてお食事ギフト券を販売するとたくさんのお客さんが買ってくれこの局面でも乗り越えることができたそう。
剛がすごい愛されている理由がここでもわかった気がしました。
まっすぐな商売をされてるからこそ支援されるんだろうなぁって。
※この取り組みは別に取材して記事にさせていただきました。
新型コロナウイルス対策はマジで徹底してます!
そんな剛ですが営業再開後も徹底しておりました。
入店前にお客さんに手指消毒をお願いするのをはじめ、
上の写真の通り県外・国外のお客さんはお断りし、除菌シートやスプレーは惜しみなく提供されています。
そして次亜塩素酸水までプレゼントしたり。
それだけじゃありませぬ。
通りの方にも次亜塩素酸水を配布したり…!
話聞いた時はさすがに凄すぎると思いました。
席数も間引き、距離をとってソーシャルディスタンスをキープ。営業再開前には壁・床・テーブル、椅子の脚一本まで徹底的に磨き上げて臨んだそうです。
『安心につながることは徹底的にやる』
そんな想いがビリビリと伝わってくるようでした。
予約は必須!!銅座の1人呑みを堪能しよう!!
- いきやすい立地
- 晩酌セットのクオリティ高すぎ
- ハーフオーダー可でいろいろ食べれる
- 居心地のよい空間
- ご夫婦の対応が温かい
- カウンター席多め
- マグロレアカツ強すぎわろた
グループも良いんですが1人飲みに関しても追い風しかない営業スタイル。
そしてその人気を表すかのように店内は満席の日が多いです。
飛び込みでいったときは何回も満席をいただきましたのでみなさんは予約して行ってみてください。
お聞きしたら今はちょい遅い時間だとわりとイケるっぽいです!狙ってるみるといいかも!
おいしい酒とアテをありがとうございます!また来ます!!
ごちそうさまでした!!!!
居酒屋 剛
住所:長崎県長崎市銅座町7−17
電話:095-895-5959
営業時間:18:00-23:00(ネタ切れで21時クローズも)
定休日:木曜日