長崎市立山町『六角道』道の真ん中に御神木が生えるテクニカルコース




立山公園から馬町の日銀前交差点をつなぐルートにある不思議な空間。樹齢数百年はあるであろう大きな楠木。これがおもいっきり道の真ん中に生えているのである。

通称『六角道』一説によるとこの坂のルートにはカーブが6つ点在することからその名前がついたとされる。他にも諸説あるが私が知っている限りではそれまで。

もともと諏訪の杜の一部であったこちらは昭和40年代、長崎中や長崎東高校ができる際にできたルートだった。その中で道路計画上、どうしてもこのエリアに道を通さねばならなかったがご神木を簡単に切る訳にもいかず苦心の末に残したと聞きます。

初見は100%びびるわ。こわいわ。

立ちはだかる7本の大楠

太い。

極力車道は確保されるように設計されてはあるがそれでも狭い。スピードをゆるめてゆっくり通過して欲しいっす。 

車道が広がったと思いきや四本目以降はサイドからも木が攻めてくる、ハンドルがくりんくりん回りますね。車積カメラがあったら映画のワンシーンのような画がとれそうだ。

一番狭い幅は1.7mと成人男性が寝転んだ時ほどの幅しかない。大型車両は間違いなくアウトです。

そりゃ擦るよね。日に日に増えていってる気がする。

木がまっすぐに生えればいいのだが傾いている箇所もあるので幅には特に気をつけて欲しいっすね。

根元…大丈夫かなこれ…

とやかくこういうのって建設中木を切ろうとしたら作業員が死んだ、とか。とやかく『祟り案』が浮上しがち。最初は私もそう思いました。

実際の所は携わってもいないのでどうもいえませんが、とりあえず昨今『六角道』で大きな事故があったってのは聞いていない。こんなテクニカルなコースで奇跡なんじゃないかと思う。

むしろお諏訪さんが守ってくれているのかしらね…

それでも擦っている跡は結構多い。みなさん気をつけてゆっくり安全運転したってくださいね。ではでは、猫町でした。

六角道

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7月 31, 2017

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