久しぶりのちゃんぽん紀行!ほんなこつご無沙汰でしたね。今回は万才町にある『紅灯記』さんに行ってきましたー。中華街からも浜の町からも離れているんすけど市民のアツい支持があるお店です。
坂の途中にある長崎らしい佇まいの紅灯記は創業1976年。老舗も老舗ですわ。もう40年以上も現役で走り続けてるんですね。
『ネギソバもよかけどちゃんぽんも是非食ってみてください』との情報をいただいておりました。
そら行かんばつまらんね!ってことで行ってきました。
アクセスマップ
旧県庁から長崎市図書館のほうに歩いていって、NTT長崎支店前信号を左折していくと見えてきます。ちょっとわかりづらいっすけど目立つ赤い外観で一発でわかりますぞ。
専用の駐車場はありませんが店の対面に昼間30分100円の屋根付きのコインパーキングがありますけん利用されてくだされ。
万才町には紅灯記の他にもつ鍋と焼鳥の『花山』もあります。ここもすこぶる名店なんで機会があったら行ってみてください。ご主人最高っすよ。
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店舗内観
いわゆる町の中華料理屋さんとは違い中国感が強めでスタイリッシュな印象っす!この感じ、銅座の『万徳』を思い出します。1Fは4名がけのテーブル席のみで28名まで収容可能となっています。
奥にもテーブル席があるのでガラッと扉を開けてパッと見満席でも諦めんごとっす!カウンターは無いのでお一人様難易度はやや高いですが笑顔で歓迎されました。こういった配慮は嬉しいっすね!
メニュー
紅灯記の創業当時から看板メニューはネギソバで昔私も一度食べたことがあるんす。これも次回レポしたいと思います。久しぶりに食いてぇ。うまいっすよ!
今回ランタン期間中だったからかメニューが絞ってありました。普段はノーマルちゃんぽんがあるはずっす。メインメニューだけ抜粋すると
- ネギソバ
- 担々麺
- エビワンタン麺
- 五目ソバ
- 酸辣湯麺
- 海鮮ちゃんぽん
- 海鮮皿うどん(細麺)
この他には日替わりランチもあったぞ!
海鮮ちゃんぽん 1000円
基本的にちゃんぽん食べ歩きの自分ルールは『ノーマルちゃんぽん』なんすけど今回はワングレードあがった海鮮ちゃんぽんをいただきます。
中華街で言えば『特上ちゃんぽん』といったところっすね!さすがに具材がワッシワッシ入っています。見た目にも美しいっすね!!
要注目のスープ!うまいっすねーー!!!!
紅灯記で注目してもらいたいのはなんといってもスープやと思ってます。『あっさり』と比喩されることが多いんですが、勘違いして欲しくないのが『薄い』わけじゃないんす。
しっかり出汁を取ったスープ。具材の旨みもあいまって飲みやすいのにコク深いんすよ!しっかり味わうとパンチがあることがわかると思うっす。
豚骨推しのちゃんぽんスープに慣れた人にはちと好みのベクトルが違うかもしれんすけど、このスープは飲み手のコンディションを問わずゴクゴクいかせるパワーがあるっす!
具材もガッツリはいってるぞ!!
そのスープに負けじと主張するのがこの豊富な具材達。野菜は本当にジャッキジャキだ。イカ・ホタテ・エビなど『海鮮』を謳うだけあって惜しげもなく入っている。
一個づつしか入れない店もある中、まっすぐな商いをされてるっす!
大ぶりな椎茸も入っていて紅灯記のあのスープの美味さはこれらの具材も一役買ってんだろうなぁとぼんやり考えていました。
ズバーッといける食べやすい麺を採用されている
具材やスープを絡める麺はすすりやすい硬さに仕上げられています。結構ボリュームがあった気がしますね。ここにズルズルほおばる幸せがありますぜ。
当初完飲する予定ではなかった
いや、あっしもねもうアラサーなんすよ。『汁物のスープを残す勇気』ってやつを実践してきたんですが紅灯記のスープはグイグイいってしまってましたね。
『しょうがないっ…!!しょうがなかったっ…!!』不甲斐ない自分と美味しいスープの狭間で、揺れる想い体中感じていました。うめっすコレ!!
***
常連さんはみんな日替わりのランチを食べていました。
『こんにちわー!きたよー!』入店と同時にそんな声がこだまする。笑顔で対応する店員さん。愛されている理由は味だけじゃないんすね。
美味しいチャンポンありがとうございます!今度はネギソバば食いにきますけん!!
ごちそうさまでした!!!