県外の友人におすすめしたい宿シリーズ。今回は五島町にあるエスペリアホテルに泊まってきました。
『ゴールデンウィークにDEJIMA博に行くっちゃけど、近辺で良かホテル知らん?』
って聞かれた時、
『あっ、完全に盲点』
って思ったんです。今まで、長崎駅前や思案橋、中華街にグラバー園と主要ホテルは泊まってきたけど五島町/大波止あたりは知らないなぁ…って
- 県庁/県警
- 結婚式場
- 軍艦島上陸クルーズ
- 出島ワーフ
- DEJIMA博
- みなと祭り
- LOVE FES.
よく考えたらここらへん結構イベントや施設のあるなぁって
でも会場にめっちゃ近いってわけじゃないのがミソっすね。若干歩く場面もでます。水辺の森とかわりと遠い。
そのぶん長崎駅前と比較しても安価で宿泊できるホテルがそろう五島町ってホテルの狙い目なんかもしんないっす。
そのなかで今回わたしが『あっ、ここええわ』って思ったのが『エスペリアホテル』でした。
このホテルは他の五島町のホテルと比べてかなりアツい特徴があったんです。
エスペリアホテル長崎へのアクセスマップ
写真の通り五島町電停からホテルが見えています。ちなみに大波止電停からも同じくらい距離がありますね。
長崎駅から歩いていくには徒歩8分ほどと微妙に遠いのでJRで来た人は迷わず路面電車でアクセスするのがおすすめです。
フロントはコンパクトな分、ロビーが広々!
清掃が行き届いているロビースペースは気持ちいいですね。フロントをコンパクトにした分、広々としていました。ユーザーファーストを感じます。
客室へのエレベーターはカードキー製でセキュリティ対策がなされていました。
宿泊者しか利用できないので安心です。
ちなみに一般的な部屋よりグレードの高いグランドダブル/ツインがある『グランドフロア』もあってそちらは、宿泊者のなかでもその部屋のユーザーしか立ち入れません。
個人的にはグランドフロアを使わずともエレベーターの入室制限は、かなり大きいと思います。まだまだ長崎のホテルで導入してるとこ少ないしね。
女性の1人旅にも心強いだろうなぁとか考えていました。
白×黒を基調としたシックなパッセージ
高級感や派手さもない反面、シンプルでスッキリした客室通路。こういうのが落ち着くんすよね。
照明も落ち着いてる印象でした。
足音は普通にするんすけど週末の深夜帯もわりかし静かでしたねぇ。
部屋のカードキーはエレベーターで使ったものと同様です。
カードキー入れをふと見ると近辺の飲食店のサービス券になってました。
こういうの嬉しいっすね!ご飯決めてない人はこちらを利用してみるのも手ですぞ!
館内設備
連泊する人にも嬉しいコインランドリーをはじめ、自販機や製氷機など。
『あったらありがてぇな』ってのは一通り揃ってました。
自販機は各階共通ってわけではないのでちょっと注意です。ソフトドリンク類は4F・8F・12F。アルコール類は5F・9Fとわかれています。
- 自動販売機コーナー(4F・5F・8F・9F・12F)
- 製氷機(2F)
- コインランドリー(2F)
- FAX・コピー(フロント)
客室は明るすぎないリラックスできる空間
シモンズ社製ベッドで寝心地はいいぞ
ベッドは安定のシモンズ社製。
寝心地はすこぶる良いっす。マジで家に欲しい。
シングルユースでも140cm幅の広々としたベッドが配備されます。枕も硬さが違う2種類が配備されていました。
地味に枕あわんとキツかもんね。ありがたいっす。
部屋の中に洗面所・コートハンガー
デスクスペースの隣には洗面所が配置されています。だいたいビジネスホテルはユニットバスなんでこういう所に洗面所は設置されることはありません。
アメニティ関連もここにまとまってましたね。ドライヤーもこちらにありました。
コートハンガーに靴べら等のシューアイテムも部屋の中にありました。これも独特な配置です。
だいたい部屋入ってすぐ横にハンガースペースがありますもんね。
友達のワンルームマンションにきました。みたいな感覚っす。特殊ですなぁ。
『なんでこんな配置にしてるんだろう…?』
この時には全然気づけませんでした。
TV&デスクスペース
客室には1人でみるにはちょうどいいサイズのテレビが配置されています。
ベッドで寝転んで見るにはちょうどいいっすね。有料ですがVODサービスも展開してました。
デスクスペースと共有しているので若干邪魔臭い感じはあったんですけどちょいとした調べ物程度ならワケないかったっす。
仕事ガッツリやりたい!ってビジネスユーザーの方は一工夫必要な印象でしたね。
その他の客室設備
- 湯沸かしポット&お茶セット
- 冷蔵庫
- ハンガー
- ルームシューズ&シューケア
- 有線LAN / 無料Wi-Fi
- 消臭ミスト
- ドライヤー
- ズボンプレッサー
- 加湿器
用意していて欲しいものはだいたい揃ってましたね。
特筆すべきとこでは長崎の宿泊施設でも導入しているところが増えてきた『Handy』
エスペリアホテル長崎も採用していました。
- 客室内の電話利用
- 外出先でも国内・国外通話(6カ国)OK。
- インターネットの利用無料
- 周辺観光情報のメニューもみれる
自分のスマホで事足りるのでわたしは使いませんでしたが多国籍言語対応で外国から旅行されている方は重宝するかもしれんすね。
エスペリアホテル長崎の特徴それは…
そうなんです。長崎のホテルでは珍しくユニットバスじゃないんですよ
これこそがエスペリアホテル長崎の最大の特徴です。
お部屋にはいって左がトイレ、右がお風呂になります。
洗面所やコートハンガーが室内にあったのはこのスペースを確保するためだったんですね!ガッテン!!
トイレは省スペースながらも使用するには問題なし
とはいえハンガースペースを削っただけなんでトイレは省スペースです。
しかしながら用をたすには十分。トイレユニットも節水タイプの新しいものを採用しており綺麗で清潔でした。
浴室は広々してる!ゆっくりくつろげるぞ!
こちらが浴室。洗面所が室内に配置されているので完全に家のお風呂と変わらん仕様です。
いつものビジネスホテルのユニットバスに比べてかなり広く感じます。
シャワーカーテンがないだけでこうも開放感に差が出るのか…!
浴槽も横に広く、ゆっくりつかれる設計になってました。
これがお風呂場独立のメリットっすね。ユニットバスでは味わえません。
やっぱりゆっくりつかりたいじゃないですか…ウッキウキしながらお湯をはりましたよ。
シャンプー・リンス・ボディソープそれぞれ POLA 社製のものが用意されていました。
スパ銭にありがちな髪洗ってキシキシなるやつとは天と地ほどの差があります。
シャンプーがラムネっぽい香りで好きやったっす!
シャワーはクリップなしの可動式で好きな高さを調整できるぞ!これいいっすねぇ!
エスペリアホテルのアメニティ
特段力をいれてるってわけじゃないっすけど揃ってて欲しいとこはおさえてありました。
個人的にはシェービングクリームがあって欲しかったっすねぇ。
ラインナップは以下の通り
- 歯ブラシセット
- カミソリ
- シェービングクリーム
- 綿棒
- ヘアブラシ
- バブ
メイク落としやコットンなどのフェイスケアは無いので女性は自前で一式持って来た方が良さそうっす。
そしてバブは嬉しいバブは。気が効くねぇ旦那ァ!!!
旅行の時こそお風呂でしょう!湯船最高!
たっぷり湯をためてザッパーンってはいってやった。
もうクッソ気持ちいい!!!!
考えたらビジネスホテルはユニットバスばっかやけど
観光で歩き疲れた体にこそ湯船がいるのではないかと感じたっす。
いやユニットバスでも湯船浸かれるんだけど
『ああぁぁ!!!シャワーカーテン邪魔ぁぁ!!』
ってなるじゃないすか。
しかもなぜか『床は…床は濡らせない…!!』という謎の使命感が発生して、まともに体洗えないんすよねぇ…
その点、今回なんも考えてない。シャワーカテーンの呪縛から己を解き放っただけ。
体もワッシワッシ洗える。だって床濡らしてよかもん HAHAHA!旅行の時はなるべくストレス感じたくないっすもんね!
お風呂最高
長崎空港から高速バスで観光に来た人には朗報!
JR長崎駅からホテルまでは徒歩8分と地味に距離があるんですけど
エスペリアホテルから空港バスの停留所まではやたら近い。
チェックアウト後、空港へ戻る予定の人にはうってつけの立地だったんです。
2019年3月時点の時刻表がこちら。ダイヤ変更の可能性もあるので事前に調べておくの推奨します。
コンビニもバス停のすぐ近くにあるので空港バスに乗る直前で飲み物なんかをサクッと調達できます。立地いいっすね!
ホテルでもゆっくり湯につかれるのイイね!
ざっくりエスペリアホテル長崎をまとめるとこんな感じ
- とにかくお風呂独立が素晴らしすぎる
- 路面電車からも近い
- エレベーターがカードキー管理
- 落ち着いたシックで綺麗な客室
- シモンズ社の気持ちのいいベッド
- コンビニも近い
- 駅前のホテルより料金安
五島町・大波止のイベントの時には有力なホテルになりそうです。
派手さや高級感はなりをひそめますがその分シックでシンプル、料金も抑えて宿泊できます。こういう点もありがたい。
あとはとにかくおウチ感覚でお風呂にゆったり入れるメリットはすごいですね。完全に盲点でした。こういうホテル県外にももうちょい欲しいな〜
チェックアウトも11:00からと遅めでゆったり滞在できるのでバタバタしがちな旅行を時間的にバックアップしてくれる。
体感的にのんびり旅行したい人には最高です。旅行って疲れますけんねぇ…
ではでは今日はこのへんで!素敵な長崎トリップを!!